2014年04月04日
東京
時差更新にエクスタシーを感じ始めました。
また3月のお話です。
ここのところ、OO博物館とかOO資料館のお仕事に何件か
関わらせていただいてます。
自分が知らなかった、魅力的施設が世間にはまだ沢山あります。
自分が関わらせていただいているのは、新潟界隈の施設。
市立とか県立で始まる施設が殆ど。
後輩君と仕事の合間に話していたら、急に国立の施設が見たくなりました。
ので。
横浜で行われていたフィッシングショーには目もくれず。
上野にある、国立科学博物館(通称:科博)へ行ってきました。
さすが科博、エキセントリックです。
さすが国立、規模が違います。
建物は日本館と地球館に分かれており、昭和6年(だったと思う)に建てられた日本館は
飛行機をモチーフにした西洋建築で、落ち着きがあり、博物館の名にふさわしい雰囲気に
満ち溢れていました。
展示方法にも「品」があるんですよ。
えげつなさが微塵も感じられない展示方法に唸ります。
写真では分りにくいのですが、ライティングが完璧で非常に質の高い見せ方。
一方の地球館は地上3F地下3Fの広大なスペースを利用し、
ところよって吹き抜け空間を作りながら、ダイナミックな展示をしています。
個人的には興味の薄いところですが、展示方法には驚嘆。
このスペースには魅せられました。
ワンフロアー殆ど剥製。
いいですねぇ~
相当なスケールでの展示物が他にも盛り沢山でした。
朝から晩までいても飽きないでしょう。
むしろ、日を改めてテーマ別にじっくり見学したい気持ちでした。
関東の方はヘヴィーリピーターが大勢いらっしゃるようです。
大人600円で、丸1日楽しめます。
撮影はできませんでしたが、シアター360という360度映像が映し出される
球体のスクリーンが凄く良かったです。
映像と音に引きずり込まれる感に大興奮でした。
まだまだ見たい気持ち半分、もう少し別な所見たい気持ち半分で科博を後に。
東京での安藤先生のお仕事も気になっていたので、そちらへ。
ミッドタウン独特の都会の中の落ち着いた庭園の中にある建築物。
新潟発 ⇒ 大阪 ⇒ 京都 ⇒ 東京 と2週間で色んな都市を廻りましたが、
各地それぞれの色を感じてこれたと思ってます。
最後の東京はエネルギッシュに満ち溢れてました。
普段人が多い所は極度に嫌うのですが、行って良かった。
渋谷のスクランブル交差点。
ウンザリするかと思ったけど、なぜか活力もらってきました。
TOKYOスゴイ!! オリンピックまであと6年!!
2014年04月03日
京都
ものすごいタイムラグで更新してます。
相変わらずなんだかんだで忙しぶってます。
魚釣りは全く出来てません…
はい、大坂の翌日の話です。 うすら3週間前の話です。
2日間大阪を堪能するつもりでしたが、何となく飽きてしまい…
確実に感動できる京都へ電車にて移動。
いきなり。

あぁ… イイ感じです… 龍の庭的な名前だったと思います。
タクシーの運ちゃんに「シブイとこ行きなはるなぁ~」と言われた東福寺。

向かいに建つ三門の上から撮影。
1年のうち、3日間しか開帳されない涅槃図を見る事ができました。

天井の龍図と併せ見入ってしまいました。涅槃図の後には3体のお釈迦様が。
三門の壮大さにも魅かれまくりです。

上部には釈迦如来像と16羅漢像があり、こちらも圧巻の特別公開でした。
前日とは全く違った展開です。
見る物感じる事全てにおいて、やっぱ京都の底力は凄いなぁと思い知らされます。
タクシー運ちゃんオススメのお稲荷さんにも足を伸ばしました。

ずーっとずーっと続く千本鳥居。
人がいないと超イイ感じです。

これ撮るのに10分以上待ってました。
入口付近は大きめの鳥居が。

いかんせん人(アジアからの観光客)でごった返してるんです。
ここで、お約束のきつねうどんを食べ、関西風のうどんと出汁は
やっぱり自分に合っているんだと感激の涙を拭いもせず。
次なる目的地へ、ひたすら歩き・電車・ひたすら歩き。
南禅寺に。

ここも、向かいの三門から撮影しました。
歌舞伎の舞台で、かの石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と
見栄を切ったという三門で、街側よりも山手側の本堂が自分的には絶景でした。
殆どの方がその見づらさからか、本堂天井にある立派な
龍図に気付いていませんでした。
三門上部には、東福寺に似た感じで宝冠釈迦座像、16羅僕が。

像も素晴らしいけど天井や梁、柱に描かれた絵も非常に見応えアリでした。
境内には、少し違った雰囲気を醸し出す水路閣もあります。

寺社から一転、西洋文化漂うレンガ造りのアーチ型橋脚。
ブロマイド的な写真を撮るのに持ってこいな雰囲気なんです。

何回も父ちゃんに撮り直しさせてるオバちゃんのひたむきさに笑ってしまいました。
この後、もう2個所ほど観て周りましたが。
歩き過ぎで疲れ果て、意識朦朧となり寺の名前すら覚えていません…
んで。
帰りのタクシーが祇園の街を通過したので、急に思いたってタクシーを降り。
自分が京都の食べ物で1番旨いと思う「いづう」の鯖鮨を堪能。

飛行機乗る時間がギリにも関わらず、しっかり酒も頼んで楽しみました。
本当に美味です、毎回オーダー前に小々高めのお値段にビックリしますが、
お値段を遥かに上回る感動的な味に、毎度毎度涙が止まりません。
自分が釣りで佐渡や伊豆の離島以外で、1番訪れている場所京都。
今回はイレギュラーな訪問でしたが、思う存分楽しめました、そして感動しました。
季節を変えて、また何度でも訪れてみたいです。
2014年03月27日
大阪 3
自分が勤務する会社は本社が大阪にあります。
これまでに幾度となく訪れているのですが、
梅田近辺のホテルに缶詰めにされたり、東大阪の工場見学させられたり
鶴橋付近での勉強会だったり。
大阪らしい大阪ってのを味わった事がないのです。
???
自分的大阪らしい大阪とは…
やっぱコレちゃうん(急に関西弁w)

今時誰も喜ばない? 台湾の観光客と自分しか写真撮ってねーし。
ちょっとひいて撮ってみた。

橋から飛び込みたくなるような、狂喜乱舞する出来事ないかなー。
もうひとつの自分的大阪らしい大阪。

コレ見た時、妙にテンションが上がったのを覚えています。
まだまだあった自分的大阪らしい大阪。

残念ながら永年の営業を終了されたようでした。
が。
彼は別な場所で元気に頑張っていました。

喜んで写真撮ってたのは、自分と台湾の観光客だけ…
道頓堀には、かに道楽の立体的看板に影響を受けた(どちらが先かは不明ですが)
看板が非常に沢山ありました。
せっかくなので撮れるだけ撮ってみました。
ふぐ屋。

回転寿司。

餃子屋。

串かつ屋。

ラーメン屋。

日本でありながら日本ではない空気感がありました。
雑踏の中、映画のセットを見ている様な、異様なテンションを持つ通りでした。
結局、道頓堀界隈ではあまりの混雑で食事しそびれてしまい。
梅田まで戻り、老舗の串カツ屋で胃もたれしてきました…
帰り際に見た、あるお店の写真。

ヒレカツの事を言うらしいです。
天下の台所を感じる事ができず(地下街のたこ焼きが1番旨かった)。
虎キチ・猛虎ファンにも逢えず。
六甲おろしも聞けず。
なんでやねん!! とつっこまれる事もなく。
大阪名物パチパチパンチも見れず。
でしたがw
なんか愛着の湧く、楽しい街でした。
あっ… いわゆる「大阪のオバちゃん」って人達は、そっこらじゅうにいました。
次回は通天閣と新世界を攻めてみたいと思っています。
オワリ。
2014年03月26日
大坂 2
前半のハイペースでかなり憔悴して乗ったモノレール。
その車窓から見えた巨大なオブジェ。
ワオッ!!!!! アレ見に行こうぜ~っ!!!!!
万博公園前で降りると…
高速道路挟んでデデーンと。

ディープインパクトですわー。
こんげデッケと思わねかったて。

何と高さ70ミィーター!!!
皆様ご存じ、岡本太郎様作 『太陽の搭』 でございます。
腕の長さ、25ミィーター。

見る角度によって様々な表情を見せてくれます、たまりません。
横顔フェチの自分を一目惚れさせた、凛々しい横顔。

個人的にこのアングルが1番興奮します。
忘れてならないバックフェイス。

陰陽の陰を…とか、そういうくだらない解説は不要なのです。
もう帰りてぇよ~位くたびれ果てていたのに、メチャクチャ元気でました。
太郎様の、そこはかとないパワープレイに、ただ魅了されまくりました。
自分的パワースポットでした。
テンション上がり、陽も傾いたので、夜の街目指そうと思います!!
2014年03月25日
大阪
毎年の事ですが…
年度末パワーに忙殺されとります。
くっされ消費税のせいで、忙し度3割増し。
だいぶ前のお話ですが、大阪に行ってきました。
東大阪市の自転車文化に驚きながら、まず司馬遼太郎記念館へ。

ちなみに司馬様への興味はほぼないのであります…
安藤忠雄大先生の素晴らしい建築を観る事が目的でした。

外光を取り込む非常に美しい大窓が左側にあり、見とれてしまいました。
(監視のおじちゃんのマークがきつくて撮影できませんでした)
他の見学者が司馬様の偉大な功績に夢中になる中、
建物のど真ん中に1人、デーンと構えながら建物だけを観てた自分は、
監視のおじちゃんにますますマークされるハメとなってしまいました…
再び東大阪市の自転車文化(さすべぇ装着率が異常に高いのですw)に
驚きながら、次なる目的地へ移動。
もはや世界的に有名な光の教会。

異国の方とジャップが半々位の割合で見学にきていました。
まぁ… なんと言いましょうか…
ジャップの見学マナーといったら… それはそれはヒドイものでした…
異国(主に欧米系)の方はアレを見て、この国をどう思うのでしょうか…
変なトコだけ自我の強いジャップとは離れて、異国の方グループの近くにいたら
素晴らしい光景が目の前に現れました。

この後は人が入り乱れて、無人で美しい建築は瞬く間に…
いつもと違うテイストの旅です。
著書を何冊か読み、講演を聞き、TVで何度か観ている方のお仕事を拝見しました。
今更自分が能書きを語るのは愚の骨頂ですね。
本当に素晴らしい建築物で感動しました。
寺社以外の建物で感動したのは初めてです。
ここまでで、頭に刺激と情報が入り過ぎすでにオーバーフロー状態。
プラス食事のタイミングも逸して、相当な距離を歩いてゲンナリ…
まだ陽は高い、この後どーしましょー。