今月の頭に母が他界しました。
昨年末に容体が悪化してから早かったです。
10年前位に大喧嘩をして以来、母は気にしていないようでしたが
オレ的に大きな壁が出来てしまい、疎遠になり気味でした。
もともと病気がちで加齢も加わり、日常生活も何とか
1人でこなしているという感じだったのに、何か素直になれず
親孝行らしいことを何もしてやれないままだった後悔が…
子供がいないオレは親の気持ちというものが分かってませんが
母1人で姉とオレを育てるのは、生半可ないことだったと思います。
本当に厳しい母親で、小さい頃は恐怖におののいていたし
大人になってからは鬱陶しいなと思うことが多かったような気がします。
でも振り返ってみると、その厳しさのお陰でオレ今こうしていられる…
3つ子の魂100迄で、幼少期の教えが身について世の中渡ってこれた。
母がいなくなって3週間、寂しさ・感謝・後悔、色んな気持ちがカオス。
死ぬ前最後の2週間、毎日見舞いに言って話した会話が頭を巡ります。
自分の寿命を悟った時、悲観的な様子を一切見せずに
「私は笑ってこの世からいなくなる」を貫いた姿に、母の真の強さを感じました。
「沢山の人に良くしていただいて本当に良い人生だった」
何度も何度も呟いていました。
最大限の感謝を持って幕を閉じる人生、オレも見習いたいと思います。
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久しぶりに会う親戚から、オレの釣りの大師匠である叔父の魚拓を貰いました
邪魔だから物置の片隅で埃を被っており、危うく処分されるとこでした…
45年前のもので、カビやシミがまたいい味を出していますね。
そして、これを釣った日が母の誕生日という巡り合わせに驚!!!!
想像以上に後片づけや、手続きに労力を割かれており
通常運転になるまでには、今しばらく時間を要しそうです。
これを良い時間と捉え、今までの事・これからの事を
しっかりと見つめ直しながらいこうと思っています。