粟島釣行後記

surf45

2018年09月20日 23:35





前々からフカセ釣りで訪れたいと思っていた粟島。


佐渡を極めたいという思いと、未知の地を体験したいというスピリット。
相反する思いが募る事数年、自分の知識・見識・経験値範囲を
第3者視線で見た時の釣り人としての価値観…笑笑


こんな視点で己を見直していた時に、ちょうど良いお誘いいただいたので
喜んで参戦させていただくことになったのです。


同じ日本海の離島だから大差ねぇ-ろ-!! っての半分と
人の話を聞き、佐渡基準でしてか判別できない自分のギャップを体験する。
こんな目的も含まれていたりもしました。



自分的回顧録・備忘録として書き留めておこうと思いますので、あしからず。



では、以下箇条書きスタイルにて。




・佐渡基準のまま何の下調べもせず挑んだが、同じ日本海でもそれは全く通用しない

・潮流、地形による変化が佐渡に比べ著しく異なり、生息する魚種や行動パターンも比例

・水温変化による生態系の活動は、他地域にほぼ準ずる

・貝類、海藻類の大きさや形態、生息地帯が大きく異なる

・全体に水深が浅く、一見オープンな場所に見えても沈み根や入り組んだ地形が大半
 
・上記を加味した季節感の把握は当然ながら必須




酔っ払って書いてますが… 思いついただけでも、これだけあるかな。



佐渡でやってた人、その逆がいきなりアウェーの地で結果を残す事は至難なのか???
佐渡流が身に染みているオレは、とにかく浅くガチャガチャの磯を攻略し切れず。




同じ日本海の離島…???



太平洋に置き換えてみたら…



三宅と八丈と新島、全然ちごねっけ…笑



そ-ゆ-ことですわ。







行き当たりバッタリ、交通事故的な要素を除いて考えると、かなりテクニカルな粟島。
あの地形と水深で真鯛の聖地というのが、イマイチ理解不能…(実際魚影は濃厚)
グレが多いのは何となくなく分かるけど、チヌが少ないのも摩訶不思議。
でも、こういう難しさが楽しみだったりするのです。



当然、今回のみたく負けたままでは許される訳ございませんよ--!!
また粟島にチャレンジし、リベンジしようという気持ちが生まれたりするのです。



その逆、佐渡の熟知した場所をトコトン攻め切りたいという何とも矛盾した中年ゴコロ。
楽しい課題と今後の活動選択肢が増え、無駄に浮つく磯釣りヲタク。




佐渡を基準として見たオレ的粟島のメリット・デメリットを以下に。




【メリット】

・車を持って行く必要がないので安価に釣行できる

・何と言っても『人』が良い、佐渡が悪いのではなく風土が創り出す人間性は国内希少

・釣りのジャンルを問わず、everybady comon!! な島の雰囲気

・『何もないのが良いところ』のキャッチフレーズ通り本当に何もない 笑
 観点を変えると、これほど素晴らしい環境は、そうそうないのではないかと。




【デメリット】

・移動範囲が小さ過ぎ、荒天時に逃げ場がなくなってしまう(風、波共に)

・移動手段が現地施設に頼る以外無いので、地磯の選択肢はほぼ皆無???

・限られた小範囲に渡船屋さんが複数、ハイシーズンは狙った岩に乗りにくいかも

・お気軽さゆえの無謀アングラーが多い、またそれを受け入れてしまうルールの甘さ
 (デメリットというか、安全面・モラル面でオレは疑問かなと…)




はい、あくまで佐渡に通い詰めた人の観点で言ってる意見なんですねコレ。
粟島に通われてるレジェンド達は、もっともっと違った観点をお持ちなのでしょう。



是非とも私目にご教授くださいませ!!



次は、次こそは!! アワシマを制します!!



…制したいっ!!



…のと、のんびりな、あの空気感と人間味をまた味わいに行きたいです。





底物ショチョーが、わざわざ柵取にしてくれたイシダイをくださいました。

刺身をあまり好まない我家ですがコレだけは別格、得も言われぬ旨さと心遣いに感涙~!!






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